前回まで、3つのビジネスモデルを紹介してきましたが、次に進む前にそれらのビジネスモデルが、どのようにして売上アップに結びつくのかという根本的な仕組みを考えてみたいと思います。
売上を3つの要素に分解した公式がよく用いられます。
売上=顧客数×単価×購入頻度
さらに
顧客数=見込み客×成約率
と顧客数を分解することもできます。
つまり
売上=見込み客×成約率×単価×購入頻度
となります。
私の師匠であるマイケルEガーバー氏は、ビジネスが成り立つ最小単位を構成するための必須の要素として
1 リードジェネレーション(見込み客創造)のシステム
2 リードコンバージョンの(クロージング)のシステム
3 顧客満足のシステム
※リードとは見込み客のことです。
の3つを挙げています。
上記の公式のうち、見込み客、成約率、購入頻度(顧客満足アップ)がそれら3つの要素に該当します。
前回までに、紹介してきた「カミソリと刃」のビジネスモデルは、上記の公式の購入頻度をアップさせるための仕組みだといえます。
またウオーターサーバーモデルの、無料設置は、見込み客を創造するための仕掛けになります。
このように、ビジネスモデルを考える際に、売上アップのための基本的な公式のどの部分に関係しているのかを考えることが重要だと思います。
work:
売上を要素に分解して考えてみよう。